本当の喜びとは…
誰かの役にたつ
長く生きていると(っていっても38年弱)、そして多くの方と関わっていると(っていってもそんな数ではない)、多くの出会いと別れがやってきます。嬉しい瞬間も多いけれど、悲しい瞬間も多くなります。
人は二度死ぬと言われていて、一度目の死は肉体の死、二度目の死は人の記憶からの死です。肉体の死も辛いことですが、最も辛いのは人の記憶から消えてしまうことかもしれません。
人は誰かの役に立つことで喜びを感じ、人の記憶に残ることで生きる希望が湧いてきます。それは多くの人にではなく家族だったり友達だったり、たとえ一人でもそのような存在がいてくれることが幸せなんだと思います。それは人だけでなくモノだって一緒だと私は思っています。
モノの喜びが大切
私も大きなことはできませんが、誰かの役に立っていると思うとついついヤル気になってしまうし、たとえそれがお金にならなかったとしても続けてしまいます。人生において自分が活躍する場を常に求めてしまうのはそのせいかもしれませんね。
そんな風に考えていると普通に捨てられそうになってゆくモノを見ると、まだ活用する術がどこかにあるんではないかと常に考えてしまいます。そしてそのモノたちが誰かの目に留まり、誰かの手に渡ってゆく姿を見ると本当に嬉しく思うし、きっとそのモノたちもまた人の役に立つことで喜んでいると思っています。
新たな巣立ち
先日開催させていただいたフリマイベントでも本当にたくさんのモノたちが、このバナルを巣立っていきました。様々なお客様の異なる趣味やセンスに合わせ、家具やインテリア雑貨などたくさんのモノたちの新たな活躍の場を見つけていただけたことに心から感謝しています。
正直このような考えの私たちでも捨ててしまおうか悩んだモノたちがありました。そんなモノでもお客様の笑顔とともに巣立ってゆくシーンを何度も見て私は感動していました。ずっと試合にも出れずベンチで待機していた選手が監督に呼ばれ試合に出て行ったような感覚です(笑)
もしそのモノが自分だったらと想像すると、この上なく嬉しいと思いまませんか!? 私だったら物凄く嬉しいですね。諦めなくてよかったって。 なので捨てることは簡単ですが、活用の術を見つけることは簡単に諦めたくないんです。
逆の立場になって考える
リサイクルとかリユースってもちろん環境保全のためとか色々ありますが、まずそのモノたちが喜んでいるかどうかが大切なんだと思います。何でも一緒ですが、相手が人でなくても逆の立場になって考えることが大切ですね。
バナルにはそんな考えで大切に思われているモノたちがたくさんベンチ入りしています(笑) 是非お客様が監督となりお客様のライフステージで活躍できそうな選手を見つけに来てやってくださいね。お待ちしております。
プロデューサー WAKKAN
愛知県小牧市小木東2-113
RE-SQUARE BANUL (リ・スクエア バナル)
0568-65-8729
営業時間11~19時(プレオープン期間中)
水曜定休日