第2回 WAKKAN & HELLO store 「yo-ske」


第2回 WAKKAN & HELLO store 「yo-ske」

このコーナーではBANUL代表であるWAKKAN(以下:W)が関わりのあり、東海地区を中心に世で活躍されている方にインタビューをしていきまーす。

 

 

ということで今回2回目のゲストはわたくしが昔から憧れていたカリスマダンサーでありHELLO storeのデザイナーでもあるyo-ske(以下:Y)さんに突撃です。よろしくお願いします。

 

 

Y:よろしくお願いしま〜す。

 

 
W:yo-skeさんを始めて見たのは、僕が高校一年生の時に雑誌のファッションスナップで見て「めちゃくちゃオシャレだなぁ〜」と思っていたのが実はyo-skeさんだった訳ですが、それからクラブで踊っているのを見てずっと憧れていました。そしてyo-skeさんはダンスチーム「HI-PROBLEMCHILD」【ダンス動画⇨ 1998年 ダンスディライトアフターパーティー  】として全国各地のダンスコンテストで賞を総なめしていた時はアイドル級の人気で僕はずっと指を咥えて見てました(笑)そんなyo-skeさんに最初に聞かせて頂きたい質問ですが、最近は主にどんな活動をされているのか皆さんにお聞かせくださいますでしょうか?

 

 

 

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Y:はい。最近はいつものリーマンダンサーを神出鬼没にやりつつ、『HELLOstore』というプライベートブランドを展開していて、ウェア、バッグ等を嫁とハンドメイドで製作して販売しています。てかFineのファッションスナップ懐かしいね(笑)

 

 
W:「HELLO store」のグッズはいつも素敵なデザインばかりで、僕もかなり愛用させて頂いてます。ヒップホップの音楽ではサンプリングといった手法があり、歴史に埋もれた曲たちを掘り出してスポットライトを当てるということをしていますよね。それはデザインなども同じでヒップホップでは当たり前に古いものをパロって新しいデザインに変換しています。古くなり忘れ去られたモノたちに新しい命が吹き込まれ、再び注目された曲やデザインは数知れず。そういった観点で見れば僕はヒップホップもリサイクルだと思います。「HELLO store」もその様なサンプリングをして、新たなデザインを生み出しているところが心をくすぐられるポイントだと思うのですが、御自身で服のデザインをする様になったキッカケを教えてください。

 

 

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Y:たしかにリサイクルもヒップホップの精神と一緒だね。服は昔から自分の周りで作ってる人がちらほらいて、シルクスクリーンでプリントしてるのを見てておもしろそうだし自分もやってみたいと思い、独身最後の思い出に始めました(笑) 服のデザインは、基本的には自分がネタやアイデアを考えて、あとは『DISACOF』という同い年のライターに形にしてもらってます。個人的に昔から『DISACOF』の大ファンだったんで、服作るなら絶対彼にデザインをお願いしようと思ってました。毎回、想像以上の仕上がりにワクワクさせてもらってますね。あとバッグは、嫁のさっちゃんにほとんど一任してて、生地選び、パターンニング、縫製までALLハンドメイドで製作しています。男の自分にはないセンスで毎回見てて楽しいです。

 

 

W:独身最後の思い出だったんですね。それは意外ですね。でも結婚されてからの方が盛り上がってきてるような気がしますが(笑)yo-skeさんの今後のヴィジョンを教えてください。

 

 

Y:そうですね、ウェアは不定期ながらも季節に合わせた新作をマイペースに製作していきます。バッグは、新規プロジェクトとして大須のセレクトショップ『bongout』とコラボ企画がスタートします。トートバッグをメインに、生地、サイズ、装飾なんかがその場でフルオーダーできちゃう、自分だけの一点物企画な感じです。『bongout』も素敵なお店なんで、合わせてチェックして見て下さい。

 

 

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W:おぉ素晴らしい発展ですね〜。私もトートバッグやクラッチバッグを愛用しています。周りから本当に好評でどこへ持っていっても褒められるアイテムなので、今後の「HELLO store」の展開も更に楽しみですね。さて話は変わりますが(笑)今の日本のリサイクル事情についてどう思いますか?(現在日本はゴミ排出量世界一でありリサイクル率世界一でもある)

 

 

Y:日本って世界から見たらまだまだ豊かで、大量生産・大量消費・大量廃棄なイメージがあります。いくら人間的マナーが良くて街がきれいでも、環境汚染をしていたら本末転倒な気がします。ただ、日本人は物を大切にする心があるから、リサイクル環境にはもってこいな国であると思いますね。

 

 

W:そこでyo-skeさん的に普段から気をつけていることは何かありますか?

 

 

Y:当たり前のことだけど、なるべく物を長く大切に使うことや、古くてもまだ使えるものは捨てずに人に譲ったりすることですかね。あとは必要最低限しかストックしておかないことですね。

 

 

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W:yo-skeさんは昔買ったTシャツも綺麗にオシャレに着ているし、本当にモノを大切に扱っているのが見ていてわかります。世の中にあるリサイクルショップについてどんなイメージですか?

 

 

Y:今どこに行ってもリサイクルショップってたくさんあってよく行くんですけど、自分の場合は思い出や青春を買い戻せる場所ですね。当時、学生でお金がなくて買えなかった憧れの服や音楽なんかが見つかった時はテンションあがって思わず声が出ますね(笑) その反面、お手軽に売買できる環境化にあるんで物をすぐに手放して買い換えることで、結局物が増えてゴミ排出の一要因になってしまいますね。
W:バナルのようなコンセプト(H.P参照)でリサイクル品を販売している会社をどう思いますか??

 

 

Y:お世辞抜きで、すごく素敵だと思います。コンセプト的に新感覚なリサイクルショップですね。結局、何に関しても、『人と人』なんだと思いました。自分も、『未来を見据えた物づくり=物がつなぐ未来』を少しでも意識したいと思います。

 

 

W:良かったらyo-skeさんの愛用品で長く大切に使っているモノとその理由を教えてください。

 

 

Y:ヒップホップアーティスト物のTシャツですね。最近、巷では『Raptee』と言うらしいです(笑) まさに自分がダンスに目覚めたころのアーティスト物ばかりなんで、思い出のアルバムみたいなものです。たぶん墓場まで持っていきます(笑)

 

 

W:その『Raptee』いつもインスタの投稿で見てます(笑)かなり渋いのばかりもってますよね! では最後に皆様にyo-skeさんの愛用品の中から是非次の方にお譲りしたい品(再利用品)があればご紹介下さいますか?

 

 

Y:『STILL DIGGIN』の巾着バッグです。これは18歳のとき初めて渋谷に行って、DJ MUROさんのお店(STILL DIGGIN)で買い物したときに入れてくれたオリジナル巾着なんです。ちょっといなたいヒップヒップなロゴがかわいくて、なかなか捨てれずに取ってありました。エコバッグにどうぞ。

 

 

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W:おぉーかなりプレミアな商品を提供して頂きありがとうございます。マニア必見ですね(笑) それではyo-skeさん色々とお話し頂きありがとうございました〜〜。

 

 

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*今回出品して頂いた『STILL DIGGIN』の巾着バッグはバナルにて¥300円にて販売させていただきますので、是非欲しい方がいましたら是非お問い合わせ下さいね。

 

 

バナルでは「HELLO store」のオシャレなウェアやバッグを多数取り揃えて常に販売していますので、是非チェックしてくださいね。